雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

バスではなくバース!

今年北海道日本ハムに加入したアンソニー・バース投手、綴りは Anthony Bass であり、発音に忠実なカタカナでは「バス」表記になるはずだがここはかつての神様こと元阪神のバース(Randy Bass)にあやかったか登録名には「バース」と長音符が入っている。
www.fighters.co.jp

もちろん阪神のバースも本当の発音は「バス」の方が近い。それが「バース」となったのは、最初は発音通り「バス」で登録しようとしたところ親会社の阪神電鉄に「活躍せんかったら『阪神の欠陥バス』『オンボロバス』と新聞に書かれるやろ、うちは路線バスも走らせてるからイメージが悪くなる、やめてくれ」*1と言われたから説がまことしやかにささやかれている。来日してみたらみんなからバースバース言われてバースも最初は面食らったに違いない。
バースがバスと呼ばれていたらあんなに活躍できていただろうかとふと考える。彼の活躍がなかったら阪神唯一の日本シリーズ優勝も三冠王も史上最高打率もなかったろうし、そして球団代表の自殺も起きなかったかも知れない。

なお、ランディ・バースとアンソニー・バースの間には同じ綴りを持つ「アダム・バス(Adam Bass)」投手が2007年、野村監督時代の楽天と契約したが、5試合登板0勝3敗防御率7.63の成績に終わっている。彼がもし「バース」だったら…?


巨人に加入した「ギャレット・ジョーンズ」(Garrett Jones)外野手も、登録名はジョーンズでなく「ギャレット」である。これは恐らく元広島の70年代の名選手ギャレット(Adrian Garrett)にあやかったに相違ない。
ギャレット.Jのプロフィール|読売巨人軍公式サイト


バースもギャレットも、あやかり元以上の活躍が出来るだろうか。

*1:現在阪神バスは別会社になっているが、バース在籍当時は阪神電鉄直営でバスを走らせていた

はてな株の適正価格について

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というわけで本日(2月29日)の全市場値下がり率1位に輝いた(株)はてなの株式です。
前営業日のストップ高(+500)から一転、利益確定売りの嵐ということだそうですがこの価格で利益が出るのは上場前の既存株主しかいないのでは…。

IPOの価格が800円、上場初値が3025円。
1000円になったら教えてください、買ってみますので。

解約した「支払い名人」を再登録した(けど…)

JCBカードの「支払い名人」とは、クレジットカードの利用が原則全部リボ払いになるという制度である。私は一時期これに登録していたけれども解約した。という話は以前ここでも書いた。
gyogyo6.hatenablog.com
しかしながら、今ふたたび登録している。
理由は簡単である。キャンペーンでキャッシュバックがあるから!
http://www.jcb.co.jp/campaign/meijin_omodoshi2015_12.html

年会費相当分(通常カードは全額、ゴールドカードは半額)がキャッシュバック。私は身分不相応なゴールドカード持ちなので、1万800円の半額、5,400円のキャッシュバックとなる。おおっ。これは結構でかい。

というのですみません、いちおう「いったん解除してからの再登録なんですけどキャンペーンの対象になりますか?」と確認のうえ、節を屈して再登録である。前の電気代といい、最近こんなのばっかでいい加減嫌になりますね。
もちろん前回と同じく、毎月の支払額を限度額いっぱいにして実質1回払いとして使い、キャッシュバックを受けるのに必要な登録期間を過ぎれば即解除するつもりである。メリットとデメリットはしっかり見極めないといけない。



しかしながらこのキャンペーン、カード会社からしてみれば「カード利用者に5,400円プレゼントしてでも『支払い名人』に登録させたい」ということでもあり、それだけリボ=支払い名人はオイシイもの、見返りがあるものなんだろうなと思う*1。ご用心ご用心。

*1:なんでも、「年会費無料」や「ポイント高還元率」のカードは会員からのリボ手数料収入があってはじめて成り立つという話もあり。

鳥頭

阪神期待の若手陽川尚将選手。

昨年11月の秋季キャンプ
www.sanspo.com

アドバイスした瞬間はガラッと変わったからオッと思ったけど、5分しかもたなかった(笑)。それは根気よくやっていかないといけない

そして今年2月のキャンプにて
www.sanspo.com

秋に言ったことを忘れとったからな

5分で忘れるんだから2月まで覚えているわけないね、仕方ないね。


そんな陽川くんですが今年はじめての練習試合で楽天野投手からホームランを打ったそうで、がんばってほしいものです。
www.nikkansports.com
アドバイスを忘れないうちに打席に立つのが大事。

電力自由化だが、うちでは電気代は安くならないようだ

電力自由化ということで、いろんな企業が電気の販売に参入している。私の住む関西では大阪ガスケイ・オプティコム(eo)などがさかんに宣伝している。eoとは関西電力の子会社で、親会社から契約を奪おうってのかと驚くけど、ガス会社などの他グループにさらわれるよりはましだという判断なのでしょうな。
というわけでいろんな会社が「うちのが安いよ」「ここが安いよ」という電気料金試算サイトを立ち上げている。関西電力はちょうど高浜原子力発電所を再稼働させたところで、原発で作った電気なんかイラネーヨと思ってる我が家としてはさっさと替えたいところなのだが、今の試算だとどうも現状の料金より上がってしまうようで困った状態である。

現在の住み処は賃貸マンションで、ここはお湯(大部分が風呂用途)を沸かすのにガスではなく電気温水器(マイコン式なんとかというやつ)を使っている。結果我が家の光熱費は、ガスはキッチンのガスコンロのみで大部分が電気である*1
そしてその電気は、「時間帯別電灯」契約というやつ。簡単にいうと昼間の単価が高くて夜間が安いというもの。温水器は夜間の安い時間帯に動かし、湯を作って貯めておく。要は需要の少ない深夜の電力を使わせようという、実に「ベースロード電源としての原発」をたくさん抱える電力会社向けの仕組みである。原発嫌いな我が家としてははなはだ不本意であるが、ここに住んでる以上は仕方がない。
(もっとも現在関電はほとんど原発を動かしておらず、せっかく作ったこの仕組みも電力会社の思惑通りに機能していない)
関電の家庭向け「昼間と夜間の単価が違う」契約は他に
はぴeタイム
季時別電灯PS
などのプランがあるが、うちの機器と使用量では現在の「時間帯別電灯」が一番安上がりになるようだ。なおこれらのプラン、電気温水器を使っていたら毎月何百円か割引になるのだが、この割引は4月以降の新規契約ではなくなってしまうらしい。



で、そんな経緯で時間帯別の料金になっているため、大ガスの電気などのフラットな料金体系を導入するのは構造上損であるというオチである。「いやどうしても関電との契約を切りたい」なら、相当割高な料金を甘受しないといけない。これはどうにも仕方がないので、ガスで湯を沸かす家に転居するまでは今の関電との契約を続ける方が得やって話。ちゃんちゃん。比較に値するのは、時間帯別の料金体系を提供する会社だが、そういうところあるんだろうか? そんなプランを設計するのは原発を抱える電力会社しかない気がするが、一度探してみよう。これからも新旧の電気会社が今までにないプランを出してきたり、値下げ(ひょっとして値上げも)があるかも知れない。そのときにまた考えることとしたい。原発依存度の高かった関西電力は「原発が止まっている」ことを名目にして現在の電気料金もかなり値上げしているのだが、それでも残念な結果である。


(追記)うちは温水器と他の電気が一つのメーター(合わせて同一契約)になっているのでどうしようもないのだが、家によっては温水器と他の電灯電気のメーターが別になっているところもある。そういう形態であれば電灯部分の契約を他の会社に替えるのはあり得る選択肢だと思う。実際そうやって替える方にTwitterで教えていただきました(感謝)(追記終わり)


そもそも原発イラネなんて言ってるヤツが家で電気温水器を使ってること自体が欺瞞だと言われたらその通りですと謝るしかない。そこはまあ仮の住み処だからと割り切って住み始めた今のマンションだけど、だいぶ手狭にもなってきたのでそろそろどうするか考えないといけないな。

それにしても、原発でお湯を沸かして電気を作り、その電気を使ってまたお湯を沸かすなんてほんと無駄なことしてるなとは思う。(現状、原発はほとんど動いていないが)エネルギー収支的にどうなのかな?
まあこれは原発に限ったことではなく、電気温水器全般に言えることだけれども。

私の場合はメリットがありませんでしたが、替えた方が幸せになる方もいるはずですのでとりあえず大阪ガスのリンクを置いときます。料金シミュレーションもできますよ。

home.osakagas.co.jp



なおこの種の試算は前提の置き方次第で結果のブレが大きくなる。特に「複数の会社のプランをまとめてシミュレーション!」を売りにしている比較サイトは、同じ条件を指定してもサイトによって全く違う結果が出てくることもある。ゆえにここではリンクを張らない。賢明な皆様におかれてはその種のサイトで参考にするのは「どんな会社があるのだろう」程度に留め、試算結果まで鵜呑みにしないことをおすすめする。
そして今後、「営業の人から得になるって熱心に勧められたんで替えてみたけどかえって高くなったじゃないのよ!」というトラブルが相当起きるのではと心配する。

追記

おカネの問題じゃないよ、何で作られた電気かが重要だという意識の高い人向けの「パワーシフト」という再生可能エネルギー電力会社紹介サイトもあります。「フェアトレード」のようなものですね。ご参考までに。
パワーシフト宣言をして自然エネルギーを選択しよう!

*1:昨年の光熱費支出実績の内訳は電気が85%、ガスが15%