雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

Made in Japan

「使うほど安く良くなる国産品」なんて標語があったほど、昔の日本製品は粗悪な安物の代名詞だった(それがどのくらいのものかは、昔の『暮しの手帖』商品テストを読んでみれば分かる。日本メーカーは「舶来品」の前に全滅していた(特に耐久性に欠けていたように思う) )。さきの標語は、日本人が外国製品を有り難がるから日本製品が国内で売れず、いつまでたっても品質が向上しないんだ、と業を煮やした政府が唱えたもの*1
それがどこかの時点で「高品質」「丈夫」に評価が変わったのだけど、これはいつ頃からなのだろう? というのは、Deep Purpleの名盤 "Made in Japan"*2 asin:B000005RU2 のリリースが1972年で、このときの「Made in Japan」のイメージはどんなだったんだろう、どういうニュアンスでこのタイトルをつけたのだろうとずっと引っ掛かっていたから*3。石油ショックは1973年のことだから、どのあたりでイメージの逆転が起きたんでしょうか。


ということは、中内功*4氏の死去とはほとんど関係なく思ったこと。

*1:自分はこの頃のことはまだ生まれていないので知らないのだが、標語は子供の頃に家にあった「サトウサンペイ全集」のフジ三太郎(?)で覚えた。「お茶!タバコ(買ってきて)!」とOL(いやBGかも)に命令しまくる主人公に彼女たちが「私たちのことを何だと思ってるのかしら?」と怒る、三太郎は「日本で生まれた人たちだと思ってるよ」とうそぶく、その視線の先にある役所のビルにこの標語が垂れ幕でかかっているというもの。時代を思い切り感じさせる内容だが、なぜか今でも憶えている。フジ三太郎も時には役に立つ

*2:日本盤のタイトルは「ライブ・イン・ジャパン」

*3:どうもこれは、「粗悪品」というイメージを逆手に取ったアイロニカルなネーミングのようですね

*4:旁はほんとは「刀」

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