雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

昨日感銘を受けた文章

昔、(狐)氏の書評*1目当てで水曜日の日刊ゲンダイを買っていた習慣があり今もちょくちょく読んでいるのだが、今「ネオ階級社会」なる連載をやっていて筆者が昨日の紙面で概ねこんなことを書いていた*2
「今ゲンダイ紙上で連載をさせてもらってこういうことを書くのはなんだが、同紙のサッカーに対する態度は気に入らない。『日本は世界で通用しない』なんて論調を見るのは悲しい。 …さて話は変わって本題に入るが…」こういう内容が連載のアタマにくっついていて笑った。
まあ確かにゲンダイはサッカーに厳しい。というかすべてに厳しいのだが。マシなのは競馬面くらいだ。今回のW杯ではアレだ、ブラジルの監督が「大会中セックス解禁令」を出したことをやたらと気にしていて(笑)、選手や関係者へのインタビューでもそのことをしつこく聞いたりしている。「セックスはいつだってできるけど、W杯はこの期間しかやってないからね」と答えていたのはどの代表選手だったかなあ。
今までのサッカー報道で一番面白かったのは、アメリカ大会のアジア最終予選、絶体絶命だった日本が韓国から大金星を挙げた翌日に、それまでダメだダメだと言っていたのが一転「本紙の激励効果満点」!なんて見出しをつけた時。あの悪口は「激励」だったのか!と大笑いした。 もっともそのあと「ドーハの悲劇」となり、また散々叩いていたが。


昨日の記事の内容は、サッカーネタをマクラに「イングランドではサッカーに熱を上げるのは労働者階級。一応『ジャーナリスト(中産階級)』としてロンドンに住んでいた筆者はなかなか周囲と好きなサッカーの話ができずにフラストレーションがたまった」と話が続いていたのでまったく無関係というわけでもない。

*1:http://homepage2.nifty.com/bookbookbook/foxindex.htm こんなサイトがあるんですね

*2:新聞は駅のごみ箱に捨ててしまったので現物で確かめられませんが