雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

「メディア自身の問題として自ら記事にしてください」

8月2日(水)
亀田長男判定で世界王座に。試合直後に某新聞から電話。「判定をどう思いますか?」「ノーコメント。コメントを個人に求めるのではなくメディア自身の問題として自ら記事にしてください」あの巧い相手に対して亀田は強かった。よく頑張った…。再挑戦になってたら心から応援したのに…。

8月2日(水)つづき
続けて別の新聞社から電話。「判定が不当だと我が社にまで抗議の電話が何本も入ってるのですが…」「ノーコメント。メディア自身の問題として自ら記事にしてください」「それはメディアがスポーツを動かしてるということですか?」「自分で考えてください」「……今の言葉重く受け止めます……」

ノーコメントを貫くスポーツジャーナリストとメディア記者との対話。記事にならない裏にはいろいろありそうだ。ボクシングというスポーツはいろんな感情をかき立ててしまうらしく好きなことを言っている人もいるが、ここでボールを投げ返して見せる「ノーコメント」。「メディア自身の問題」ととらえた記事はどれだけあっただろうか?
「よく頑張った…。再挑戦になってたら心から応援したのに…。」胸に痛い。

「八百長」はランダエータに失礼だ

ランダエータがわざと負けてやったわけじゃなかろうに、この試合を八百長と呼ぶ向きが一部にあるのは不思議だ。それとも「八百長」の意味するところが最近は変わってきているのか。「ご苦労様」みたいに。

つづき

今回の判定はボクシングが「政治」から「経済」に移行した結果とはいうたけど…。最初から「経済」の格闘技であるK1の判定なんて社会的問題にならんもんな。

この問題(問題?)でいろんな人がいろんなことを言ってる。よく見ておこう。いやほんと「ボクシングというスポーツはいろんな感情をかき立ててしまう」もんだねえ。