雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

国際バレーボール連盟

今朝の朝日新聞はスポーツ面のかなりのスペースを使って、「テレビ局演出過多のバレーボール世界選手権」について書いていた。といっても一方的な批判ではなく、これは国際バレーボール連盟の方針どおりだということだ。バレーボールのスポンサーの8割が日本企業とテレビ局であり、それに見合う便宜を日本に与えている(たとえばワールドカップは日本で恒久的に開催するとか)だけだ、日本からの潤沢な資金が途上国へのバレー普及のためにも役立っており、そのおかげでバレーボール連盟の加入国はサッカーを上回る規模だ云々、というのが連盟の言い分。まあそういうことなら勝手にやってくれという感じだが、かなりリスクの高い方針だなと思う。日本のテレビ局とスポンサーが読売ジャイアンツを見放したように、バレーにもそういう日がやってきたら(きっと来る)どう立て直すんだろうか。いや知ったことではないが。

現在のバレーボールにあまり興味がないので、私の中ではいまだに女子の強豪国といえば日本・中国・ソ連(笑)・キューバである。どうなっちゃったんだよこの強豪たちは。ソ連は復活していたみたいだが。前に日本対韓国戦で、韓国を「永遠のライバル」なんて紹介していたのには涙が出た。いつの間に日本はそんなにランクダウンしたんだ*1。ライバルはソ連と中国じゃなかったのかよ。

おまけ。国際バレーボール連盟主催の バレーボール・ワールドグランプリ - Wikipedia という大会があるが、大会を中継したフジテレビによる説明は以下の通り。

●ワールドグランプリとは
1993年に国際バレーボール連盟(FIVB)が女子の世界トップチームをアジア地区中心に集め、バレーボール技術の向上とテレビ放送によるバレーボールの振興・普及を目的に創設した、スポーツ界に類を見ない世界大会。2006年大会も世界から12チームが参加し、通算で14回目の開催となる。

大会の目的に「テレビ放送」を堂々と謳うとは、確かにスポーツ界に類を見ないと思う。

*1:いや、韓国がランクアップしたのか?