雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

悲惨なセールスマン来たる

夕方に家のチャイムを鳴らす者あり。こういう時間にアポなしで来るのは、宅配便の配達でなければたいがい何かの飛び込みセールスであるが、果たして彼もそうであった。それも「分譲マンション」という大物。自分の今の住み処は賃貸マンションなので、結構この手のセールスがよく来るのですが…。
その日来た彼は、しゃべりが全然なっていない。インターホン越しに「はい」と答えると、どうやら「自分は分譲マンションのセールスマンで、この近所の新築4LDKの物件を紹介している。今の家賃よりローンの月々返済額のほうが安いかも知れないですよ」といった内容のことをしゃべったらしいのだが、途中に「えー、」「あのー」「それで」がやたらと入って、しかもなんだか半笑い口調である。やる気あんのかお前、と思ってとりあえず「すみませんが今のところ予定がありませんので…」と返したら、それきり返事がない。なんかパタパタと足音がしたので、どうやら「そこをなんとか」「ですがご主人」「そうですか」「失礼しました」「またご縁がありましたら」等々の一言もなく去っていったようだ。
ちょっと待てよ。そんなセールストークじゃ誰も家の扉開けてくれないよ。と、よっぽど後を追いかけて説教してやろうかと思ったくらいだ。いくらなんでもこれはひどい。なんかもう、コミュニケーションの基礎の基礎の基礎が欠落している。
で、ふと思った。彼はひょっとして新卒の社員だろうか? そういえば去年もこの時期、やはりマンションのセールスで若い男がやってきた。その時は同居人が出て、なんだかかわいそうなのでアンケートに答えてあげたそうだ(名前は記入せず)。「一日何軒アンケート取ってこいというノルマがあるんですよー」と教えてくれた彼はやはり新卒で、名刺の裏に「○○大学をこの春卒業しました!がんばります!」と手書きの文字があった。新人ならこれくらいでないと。
今年来た彼もそうだったのだろうか、と考えたが、何も言わずに帰ってしまったので分からない。しかしもしそうだとして、会社のほうももう少しトークのトレーニングをさせるとか、最初は先輩社員と一緒に回らせるとかしないのだろうか。彼のレベルは「場数を踏んで鍛えさせる」以前で、あの調子だとせっかく夢を抱いて入社したであろう彼はあと3日で辞めてしまうよ。顔も見てないけど、大卒? 高卒? あの喋りで大学を出たとは思いたくないが。
だいいち、こんな社員がいるとなったらその会社の評判だって下がるだろうに。…と書いて、彼は所属を言わなかったことに気づいた。自分が何者かぐらい最初に名乗れよ! そんなの初歩の初歩じゃないか。というわけでどこかわからない会社の名誉(だいたい見当はついてるが)は辛うじて守られたわけだ。…それでいいのか。ほんといろんな人がいるなあと感じた休日の午後。

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