「坊っちゃん」表紙集
「人間失格」のほうは、アマゾンで書影を9種類見つけた(書影のないものもたくさんある)。ところで日本で一番多くの出版社から刊行されている小説といえば恐らく漱石の「坊っちゃん」あたりではないかと思うので*1、こちらも表紙コレクションしてみた。子供向けにリライトしたのもあるので本当に多い。そういえば私が最初に読んだ「坊っちゃん」も、講談社版の句点読点を子供に読みやすく振り直したものだった*2。
岩波文庫。岩波なのにやけにカラフルなカバーになっていたことにショック。
新潮文庫のカバー絵は安野光雅。これは見慣れたデザインだ。安野光雅絵に変わる前は、タイトル以外全部同じデザインのこんなの→f:id:gyogyo6:20070821135008j だった。
角川文庫。この本は本編の前に3Pにまとまった「あらすじ」がついている。とりあえず話の内容を知りたい「読書感想文」需要には最適(?)。あと角川は以前わたせせいぞうのカバー絵をつけていた時代があった。
集英社文庫は吉野朔実。集英社はこんなのばっかりか。とはいえ「人間失格」とは違ってなかなかいい。
以下こんな感じで。
昔は講談社文庫とかにも入っていましたが、今はもうカタログ落ちなんですね。
おまけ:コメントで教えてもらいましたので追加、1980年製作のアニメ。キャラデザインがモンキー・パンチで坊っちゃん役は西城秀樹。
このジャケットだとマドンナが主役みたいだ
*1:これより多いものがあればぜひ教えて下さい
*2:調べてみたら、どうやら [http://kodomo3.kodomo.go.jp/web/ippan/cgi-bin/fSS.pl?nShoshiId=93659&nKihonId=93582:title=これ] だったみたいだ。このシリーズ(少年少女講談社文庫)は他に[http://www.geocities.co.jp/Technopolis/1814/296-.html:title=こんな本] がラインナップされていた