ジサクジエンはもういい

ミュージックマガジン07年9月号で石井恒が絢香さんの新曲に対して苦言。言葉はキツイがこれは同意。絢香という人に歌手としての才があるか、私には判断しかねるが。

作詞を歌手本人にさせてアーティスト気取りで売り出す方法を、レコード会社もいい加減に見直すべきだわ。この古臭いシステムはもう限界。 浜崎(あゆみ)は文才が干上がったんだけど、倖田(來未)も沢尻(エリカ)も絢香もハナっから才能ないから自作詞のヒドさで楽曲がクソレベルに堕ちてる。特に絢香は今の楽曲制作体制を崩し、もっと聞き応えのある楽曲に挑戦すべき。心に深く響く歌、人の記憶に残る曲を歌いたくないの？
(括弧)内は引用者による補足

シンガーソングライター幻想というやつか。阿久悠よふたたび！　…このへんの意識は、かつてITMedia上で丸山茂雄氏が「今のJ-POPは一曲が長すぎ」にからめて語ってたこととちょっと重なってる。

「昔はプロの作詞家がいて、短い歌の中に言いたいこと全部入れた詞を書いていた。今のJ-POPは、女の子が自分で詞を書いている。理由は印税が入って本人の収入になるから。詞の才能もないのに」

「ダラダラ長いからCD売れない」――丸山茂雄“47秒・着うた専用曲”の必要性を語る (2/2) - ITmedia ニュース