電車の遅延表示

今朝は電車が大幅に遅れていた。車内放送では最初は濃霧の影響だといい、次に踏切の安全確認だといい、最後には先行列車で急病人といい結局原因はどれやねんと思ったが、要は濃霧で徐行していて電車が数珠繋ぎになり、閉まったままの踏切を人が無理やりわたろうとして余計に遅れ、閉じ込められた電車の中で気分が悪くなった人がいたということなのだろう。自分の乗った電車も50分以上駅間で足止めされ、目的地に着いたときには定刻の70分遅れとなっていた。
このようなときは、駅の行先表示板は大変なことになる。JRの電光板には「何分遅れ」という表示が出るので、「新快速　8:52　70分遅れ」なんて表示が9時45分頃に出ていたりする。さてこの電車はいつ到着するのかとなると、予定時刻に遅れ時間を足して、そこから現在時間を引いて…　と、いろいろ計算しないとわからない。だからなのかどうなのか、今日の表示板は「×分遅れ」の代わりに「到着まであと7分」という表示になっていた。なるほど、待っている人にとっては「どれだけ遅れているか」より「いつ来るか」の方が大事な情報だからだろうな。