雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

おっさん野球、お兄ちゃん野球

親がテレビの野球中継を見ている。その横で子供もなんとなく見ている。「とらさんチーム(=タイガース)」を応援するよう、ただいましつけ中。
ところで、子供はプロ野球のことを「おっさんやきゅう」と呼んでいる。なんでも、高校野球が「おにいちゃんやきゅう」で、プロ野球はおっさんばっかり出てるからなのだそうだ。「とらさんチーム」「りゅうさんチーム」「きょじんさんチーム」「つばめさんチーム」などが毎日やっているのがおっさん野球。でも今やってるのは交流戦。時々メジャーリーグのニュースが放映されて、「あれはなにさんチーム?」「あれはアメリカの野球でカブスっていうチーム」。今の子供は覚えなければいけないことが多い。
で、この前テレビで見ていたゲームで、「おっさんやきゅうやのにこの人おにいちゃんみたい!」と言う。誰のことかと思ったら、ホークスの杉内投手だった。なるほど、確かにあの顔は「おにいちゃん」だ。打席には金本が入ってて、「この人は?」「このひとおっさーん」まあそりゃそうだわな。ベンチの赤星がカメラで抜かれて、「この選手は?」「おっさーん」。おにいちゃんと認めてもらえる条件はかなり厳しいようだ。「このおにいちゃん上手やからな、おっさんでもなかなかよう打てへんよ」「ふーん」
今は、何とかしてルールを覚えようとしているようだ。でも野球のルールって複雑で難解だねえ。「エス(ストライクのこと)が3つでなにー?」「三振で、アウトがひとつ増える」「アウトがみっつでー?」「打つ人と投げる人が交替するんや。…おー新井打ったー!」「なになに?ヒット?」「うん、ヒット打って点が入ってサヨナラゲーム、とらさんチームの勝ち!」「???なんで?」…なんでだろうねえ…。
自分が野球のルールをなんとなく把握したのは何歳の頃だったかな…。「フライが上がってタッチアップしていなかったランナーが帰塁できずボールが返ってきてアウト」なんてプレー*1を理解したのはいつだったか。

*1:公認野球規則7.08(d)の規定だそうです