雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

暴動が騒動に格下げ

府警によると、暴動と認定したあいりん地区での騒ぎは92年が最後。大阪市の福祉政策への反発がきっかけで、日中から数百人前後の労働者が騒ぎを起こした。その後も不満を訴えた労働者らが署へ投石するなどの騒ぎは断続的に起こっており、今回の騒ぎも暴動とは認定されていない。

西成騒動、なぜ続いた? 「仕事ない」「祭りや」

「暴動」には、まず原因となる「非」があり(暴行疑惑とか、暴力団から警官が賄賂もらってたとか、ひいきのチームが負けたとか)、それにに対する住民の不満・怒りからの抗議行動が大きくなって…、という意味合いがある。
しかし今回警察は「暴行なんてしてない」と主張しているわけだから、「難癖つけてあいつら勝手に騒いどるだけやがな」という意味で「騒動」と呼ぶのだろう。そして、それを受けてかマスコミも「騒動」「騒ぎ」と報道するようになっている。上の引用記事もそう。
…警察がそう言うのは立場上仕方ない*1として、マスコミはそれでいいのだろうか。警察側の主張を全面的に受け入れていることになりませんか。

*1:納得はしないが立場は理解する