関西弁と上方落語
- 作者: 田島征彦
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1978/05/01
- メディア: 大型本
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またもや寝る前に子供に読んでやる本。これの元ネタは上方落語の大作「地獄八景亡者戯」。脳内では、桂米朝のあれで再生されている。朗読、というか読んでいるうちに、米朝のものまねっぽくなるのに苦笑。
自分がふだん喋っている関西西部弁(であろうもの。播州弁か)と、上方落語のそれとは、似ているようで相当違う。アクセントだけでなく、言葉そのものが違う。普通に読んでいたら何とかなるやろと思って読み始めたが、やはりそれでは全然雰囲気が違うのでどうしてもものまねのようになってしまう。落語の言葉遣いは、やはり舞台芸として磨かれたもので、普段遣いの言葉とは違うんだなと思った。
あと、テンポもそうで、油断しているとどんどん早口になってしまってやっぱり落語じゃなくなる。難しいなあ。