驚き男
たとえば日本における高名な「驚き男」の一人である大谷和利氏はもう30年以上も驚き男をなさってるわけで、それはそれで凄いことだと思う。Apple IIに驚き、Visicalcなんかにも驚き、Apple IIIにもたぶん驚き、Lisaに驚き、Macintoshには盛大に驚き、ついでに“1984”のCMにも驚き、ビル・アトキンソンの天才ぶりに驚き、HyperCardはパラダイムシフトで、Excelにもそこそこ驚き、DTPはビジネス革命であり、もちろんSimCityは遊び倒し、ペプシの社長だったジョン・スカリーを社長に迎えたのに驚き、そのスカリーがスティーブ・ジョブズを解任したのはさすがに驚くもアップルという企業が生き残るための大英断であり、PowerBookはノート型PCデザインの革命で、System7は史上最大の革新でいくら驚いても驚き足りず、以下略。時系列は適当だがこのあたりで1990年ごろだっけ? その他、もう自分の記憶にない失敗プロダクトにもいろいろ驚いておられた。なかなかiPhoneにまでたどりつかない。江島さんの記事へのブコメで私は「Newtonが出たときみたいだ」と書いたがそのNewtonにすらたどりつかない。
「驚き男」とはじつに秀逸絶妙なネーミングだと思います。
ご参考:
2008-06-14 - matakimika@d.hatena
Apple製品には「驚き男」がいる - ARTIFACT@ハテナ系
感情のアスリートとしての「驚き男」 - アンカテ
Newton SPIRITS―プライベートコンピューターの誕生
- 作者: 大谷和利,中川裕一
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 1997/09
- メディア: 単行本
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