雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

蒸気機関車を見る

子供に連れられて京都の梅小路蒸気機関車館へ。ついたら「あと2分でスチーム号が発車しますよ〜」と言われてダッシュで乗り場に行ってなんとかセーフ。
そのスチーム号の運転が終わったあと、担当していた8620型がC62型(つばめ号仕様)を車庫まで押してあげていた。C62はここまでディーゼル機関車に引かれてきていて、ディーゼルがそのまま押して行ってもよかったろうに、役目を交代。ここはサービスなのでしょうね。

転車台が回っているのははじめて見たのですが、100トン以上ある機関車をのせて意外と軽々回るんですね。知らなかった。
もうひとつ知らなかったのは、館内の展示に教えられたのだけど「イギリスの蒸気機関車は一台一台愛称がつけられていた」ということ。「きかんしゃトーマス」のシリーズは、子供向けに名前がついているのではなくて、あれが普通の姿だったのだな。

SLが何に似ているかというと

また、SLの動かし方といった展示を見たけれどもこれは電車とかと違って一筋縄ではいかない。それぞれ機関車ごとに癖があったりして、なんというか、電気機関車を運転するよりは「馬を御する」といった行為のほうとより共通点があるのではと思った。(だから英国のように名前をつけるという発想が出てくるのだろう) 同居人の祖父が戦前に南満州鉄道(満鉄)でSLの運転士をしていたのだそうである。

子供の方は

展示されているSLの運転席に乗り込んでガチャガチャやっていたが、それよりも自分で動かせるNゲージの展示模型を見つけてこっちのほうに夢中。まあそういうものなのだろう。ここでずっと時間をとってたおかげで、SLを押していくSLなんて光景が見られたのでよしとしましょう。