雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

「ポニョ」今度は子供と観に行く

崖の上のポニョ」を観に行く。子供と。
7月の映画公開当初には、「こいつに100分の映画を見せるのは無理だ」と思っていた。一月前は確かにそうだったのだが子供の成長とは早いもの。夏休み中に結構しっかりしてきたようで、「行っても大丈夫とちゃう?」とのおば(幼稚園勤務)からの勧めもあり、そのおばと一緒に行くことにした。大人三人子供一人。
公開から1ヶ月以上経つのに、500人入る劇場がほぼ満員。これはたいしたもんだと、観るのは2度目の私はいらんことが気にかかる。客層は公開直後よりも子供の割合が多く、はじめてポニョが顔を出したシーンで「ポニョやー」と劇場中から声が上がったのが面白かった。途中で「もう帰る〜」と泣き出した子がいたのもご愛嬌。やはり映画はこうでないと。
我が子供といえば、なんと最後までおとなしく見ていた。へぇー(驚)。案外我慢強いのか、それとも映画が面白かったのか。自分が5歳の頃なんて、映画に連れて行ってもらった記憶がない。で、子供に言われたことが「パパも最後まで見てたなー」wwww。見るよ! こっちは、お前が途中で飽きたり寝たりしないか気が気じゃなかったのに、これだよ。
劇場を出て「どうやった?」と聞くと帰ってきた答えが「あのな、ポニョのうたはな、ほんまよりも短かってんで」。最後に流れる主題歌がワンコーラスで終わってしまうのが一番印象に残ったらしい。「面白かった?」と聞いたら「うん、面白かったよ」と言う。これは面白くなかったときの反応である。こんなもんか。
なお、エンディングの「ほんまよりも短い」という感想は私の子供だけでなく劇場のあちこちで挙がっていた。映画を観るより前に主題歌を先におぼえた子たちがたくさんいるということだ。タイアップ曲ではない純粋の主題歌でこういう現象が起きる、これが「ヒット曲」という現象なのだろう。年末の紅白出場は確実と見た。