中山成彬氏に関するメモ
マルチ商法擁護問題も証人喚問も年金問題も冷凍インゲンも、いや世界恐慌すらふっ飛ばしかねない中山氏の言動は、いまや通常の報道で取り上げるのに躊躇するレベルにまで達している。去年の宮崎県知事選挙あたりから経過をまとめてみました。
- 昨年の知事選挙で、自公推薦の持永氏が出馬を準備していた
- とそこに中山氏サイドが川村氏を擁立し、保守分裂選挙に
- さらにそのまんま東氏が立候補、分裂もあって東氏が当選、東国原知事誕生
- (当選東国原、次点川村、3位持永)→(結果)
- 持永氏は落選後事故により死去
- 中山氏がかついだ川村氏はその後決別し、次の総選挙は中山氏の宮崎1区から出馬
- しかも川村氏は民主の推薦を取り付ける
- 宮崎の自民党県連は知事選でのごたごたもあり、自民の公認候補は公募すると決定
- 中山氏、麻生内閣の国交相就任(当初行革担当相だったのを変えさせた「ごね得」という話)
- 中山氏の大臣就任で公募は立ち消えに
- 中山氏、失言3連発で大臣を速攻辞任
- 中山氏、その後も自説を大開陳
- 中山氏、次期総選挙へ不出馬、政界引退表明
- 総選挙出馬が取りざたされた東国原知事は不出馬を表明
- 中山氏放言を続け、誰も止められず(このあたりから報道はスポーツ紙・夕刊紙･ワイドショー主力に)、「すべて私のシナリオ通り」発言
- 自民県連は公認候補の公募手続きに入る
- 中山氏、引退を撤回、出馬の意思を表明 ←いまココ
- 中山氏、引退を撤回を撤回、不出馬の意思を表明 ←かと思ったらこっちになった
宮崎のことはよくわかりませんが、中山氏、川村氏、東国原知事の動向といい、一筋縄ではいかない土地のようです。よそものは温かく見守るしかないようです。
