雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

ダブル・スティール

日本シリーズに寄せて、かつての西武ライオンズ黄金時代の思い出を書いた新聞の読者投稿を読む。その人が当時の印象に残るプレーとして挙げていたのが「秋山と清原の二人でやったダブルスチールというのにうなった。球場中が沸いたという。ああ、この人は当時の私よりも野球の本質を見て楽しんでいたんだなあ。とちょっとうらやましく思う。投稿者は七十代女性である。いまの日本球界で、ダブルスチールを敢行して絵になる大型スラッガー二人なんているかな。
当時の西武は「勝利至上主義のつまらない森野球」というのがもっぱらの評価で、私もろくに見もせずにそう思って近鉄とかを応援していた。本当は才能豊かな選手たちが魅力あるプレーを見せていたんだろうに。あの世間の評価は何だったんだろうか。