雷電のチチ日記

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麻生「いつか仕返ししてやる」

2日前の日記で「郵政民営化で麻生氏の『捨て台詞』が載っている本らしいのに紀伊国屋になかった」と書いてた ズバリ!先読み 日本経済 改革停止、日本が危ない! が別の本屋にあった。というわけでこんな内容です。なおこの本は昨年10月に刊行、田原総一朗竹中平蔵の対談形式。
場面は2005年4月2〜4日、首相官邸。国会に提出する郵政民営化法案の扱いを固めるため、関係大臣が集まった会議の席で竹中平蔵(推進派)と麻生太郎(抵抗勢力)が対決する。

竹中 総理が、「4月2日と3日の土日2日間を使って、関係大臣が集まり、すべての問題について閣内の意見統一を図るように。合意に至らない点があれば、その時は自分が判断する」と指示を出した。総理官邸3階の会議室に缶詰になり、麻生さんとサシで2日間やりました。
田原 出席者は麻生・竹中だけ?
竹中 官房長官が進行役で、私の案に総務大臣、財務大臣、金融担当大臣、国土交通大臣が各省の主張を述べた。しかし、基本的には麻生総務大臣と私(郵政民営化担当大臣)のやり取りでした。ほかの大臣は、黙って聞いていることが多かった。麻生さんは、これはズラーッと役人が取り囲むなか、郵政から頼まれてきていますから、もろに郵政ファミリーを代表する意見を言うわけです。このやりとりは凄まじかったですよ。私に対する個人的な罵詈雑言を含めて凄かった。
田原 どんなことを言ったんですか?
竹中 「竹中、あんたは霞が関に嫌われている。そのあんたが言うから、みんな郵政民営化に反対なんだ」とかね。野党から外資の手先と批判されているが、どうなんだとか、そんなことも含めて凄かった。私は、その手の発言は黙って聞き流し、というか無視して、政策の議論しかしませんでしたが、この2日間は、私の5年5か月の大臣経験のなかで、ハイライトでしたね。それでも、私は絶対妥協しなかったんです。最後の最後のところで残ったのは、まさに100%分離するかどうかで、そこは総理に委ねましょうということになった。2日目の夜、細田博之官房長官が「この点だけは、まだ一致していません」と目黒の総理公邸に行った。そこで小泉総理が、完全分離だ、株式の完全処分を義務付けると指示した。そこで勝ちです。

ここで半分くらい。続きは畳みます。

田原 先ほど出た与謝野馨さん、いまの麻生太郎さん、どうして政治家は反対なんだろう。政治家は全部、基本的に反対なのか。竹中さん、政治家じゃないから、やると言ったんだ。
竹中 麻生さんは、不良債権処理も積極的ではなかったですね。あのとき政調会長で。
田原 基本的に、古いタイプの政治家なんでしょう。政策に明るいとか、役人に強いという面もあるが、逆から見れば役人べったりとも言える。
竹中 不良債権処理のときは、むしろ、山崎拓さんとか当時自由党幹事長だった二階俊博さんが助けてくれました。
田原 麻生太郎は厳しかった。
竹中 4月3日の総理裁定で完全分離と決まった翌日、しゃんしゃんの昼食会を総理官邸でやったんです。そのとき麻生さんは、経ち去りぎわに私に、「いつか仕返ししてやる」と、言いましたよ。まあ冗談でしょうけど(笑)。
田原 そりゃ、子どものケンカだね。「竹中、覚えてろよ」と言ったんだ。
竹中 幸いその後、思い当たるようなことは、なくて済んでるんですけど(笑)。まあ、私も辞めましたし、私のことなど忘れたでしょう。でも、別に悪い人じゃない。すごく純粋にやられたんだと思いますよ。
田原 悪い人間じゃない。下品な言葉をいっぱい使う男だけど(笑)。

麻生氏は国会の答弁で「最初は反対だったが、2年間いろいろ勉強させてもらって、最終的に民営化した方がいいと思った」と述べている。この時点でどうだったかというと、どうやら4分社化がどうとか以前に「民営化反対」だったのでしょう。
一方の当事者である竹中平蔵の証言であるので、嘘は言ってないと思うが彼流の脚色があるかも知れない。「いや違う、真相はこうだ」というのをご存知の方がいたらぜひ引用元とともに教えて下さい。

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