雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

中国テレビ局の火事中継にて

旧正月の花火が飛び火して全焼してしまったという中国CCTVの高層ビル。当然、現場は取材する報道陣と規制する当局(警察?消防?)の間で攻防戦となる。
日本のニュース番組で、面白いやり取りを見かけた。
記者が現場からリポートしているところに警官(らしき人物)が怒鳴る。「ここは危険だ。ただちに退去しなさい」
記者はなんとかその場に留まって中継を続けようと訴える。「私は外国の記者だ。(だから手荒に扱うもんじゃないぞ)」
すると警官はこう言い返した。「アメリカの記者はさっき退いていったぞ。お前もここから離れろ」


なんかアレだ、「沈没船ジョーク*1」を地で行くやりとりで、ちょっと笑った。効果抜群だったといえる、なぜならそこでリポートは終わってしまっていたから。「さきに退いたアメリカの記者」が本当に存在したかはどうでもいいのだ。

*1:「船が沈没しそうだが救命ボートが足りない。乗客を海に飛び込ませるにはどう説得すればいいか」で、日本人には「他の人はみんな飛びこみましたよ」と言えばいいというアレ