ベーゼンドルファー
同居人がピアノを弾く仕事があったのを、子供と一緒に見物に行く。そのホールに置いてあったピアノはベーゼンドルファー製で、このコンサートモデルは通常のピアノより低音域の鍵盤が多い*1。終った後に見せてもらったら、なるほど黒い鍵盤が4つ余計についている。
この黒い鍵盤ってベーゼンドルファーのピアノなら全部にあるの?「自分が弾いたのには全部ついてた」どんな安いグレードのにも?「ベーゼンドルファーに『安いグレード』なんてものはありません」…失礼しました。ってそういうことではなくてね。
あとから調べてみたら、「安いグレード」は確かにないけど、比較的お手軽なグレードのベーゼンドルファーは通常と同じ88鍵であった。まあ、ホールに置かれるようなものではないのだろう。
ベーゼンドルファージャパンに掲載されている価格表を見ると、「インペリアル」と呼ばれる最高グレードのピアノで約2000万円とある*2。これが高いか安いかは人によるだろうが、同居人は「全然安いよね」と言う。「弦楽器に比べたら。あれって弓が一本何百万とかの世界だもん」。なるほどね。