雷電のチチ日記

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強いチームが勝つとは限らない

イチローにとってはこれが「日本で最後のゲーム」だったらしい。

一言だけ言わせていただいてよろしいですか

負けてる展開で藤川なんか出すな〜!
あともうひとつ。1点負けてる8回裏、1死1塁で上位打線(しかも並みの打線ではない)というときに、選ぶ作戦はやはり「送りバント」なのかな…国際試合で…。日本らしいといえばそれまでだけれども*1

総論

たとえば日本チームと韓国チームは、20連戦くらいやれば日本が12勝8敗くらいで勝ち越すだろうと思う。しかしまあ、数字の上ではその程度の差しかつかないだろう。ましてや「この試合に勝つか負けるか」は、ほんとに紙一重で0-1にもなれば14-2にもなるということで、それが野球というもの。いや、負け惜しみとかそういうんじゃないよ。
しかし今回の「変則トーナメント(ダブル・エリミネーション)」方式は、結構理にかなったものかも知れないと思えてきた。要するにアレは「順位付け」を明確にするという意味があるのだな。
トーナメントだと1回負けたらはいさようならで、野球のような「強いチームが勝つとは限らない」スポーツにはふさわしくない。総当り制だと、消化試合みたいになってしまうゲームも出てくるし、たとえば3チームが3すくみ(1勝2敗)で並んだら、その中での順位決めはやれ直接対戦の結果だ、失点率の少ないほうだ、いや得点率の多いほうだなどとややこしくてわかりにくい。前回大会が確かそんな感じで決勝トーナメント進出チームが決まったのだった。きっと、ああいう決め方はアメリカ人には理解できなかったのだ。
「これに負けたら4位決定!」「これに負けたら敗退!勝てば進出!」というシンプルなのが良いのだろう。見る側の理解としては、「1回だけ負けられる」と考えておけばよい。
そう考えると、2次ラウンドで「初戦がキューバ!負けられない!」と煽っているけれども、双方が勝ち進めば必ずどこかで当たるのだから組み合わせは「いつ対戦するか」の問題でしかない。仮にキューバに負けても他のチームに勝てば次のステージに進めるんだし。(あーでも、初戦に負ければ「もう1敗もできない」というプレッシャーがかかるか)

最後にもうひとつ

「よっしゃあーオッケーィ!」の解説者はもうすこし黙れ。まあこの人は日本ラウンド限りだそうなのでもうお別れだ。第2ラウンドの中継担当はTBSか。…「大魔神と番長の豪華ダブル解説」なら「オッケーィ!」よりひどそうだが、まさかそんなことしませんよね? 清原より野茂の解説をぜひ聞いてみたいが、かないませんかねえ…。たとえば野茂と長谷川滋利という組み合わせならいろいろ有益な話が飛び出しそうなのに!

*1:阪神タイガースのような「貧打線」ならアリの作戦かと思う。あるいは「代打葛城!」。でも、そういうチームじゃないでしょう。