雷電のチチ日記

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鳩山首相

鳩山首相の所信表明演説。青森に遊説に行った際、息子が職に就けず自殺した年配の女性が、絶望の中で握手した手を離さなかったという話をされたのですが、自民党の議員から「そんなものどこにでもいるよ!」というヤジ。あまりに酷い。

http://twitter.com/GOGOdai5/status/5168433583

酷いなんてものではないが、NHKを見ているとこの「八戸市で年配の女性と話をする鳩山代表」の姿がきちんと撮影されておりニュースで紹介していた。さすがはNHKすげー。
鳩山由紀夫の演説ということで覚えているのは、今ではなく前に代表をしていた時。何についてか忘れたけど時の政権を批判する演説を埼玉県あたりでしていたのだが、脚を止めて聞く人が誰もいないという図をカメラに撮られていて、何ともわびしい気持ちになったものだ。それが今や「…○○○じゃないですか皆さん!」「ワーーッ」て感じで、自信満々の演説と大勢の聴衆という。時代は変わるものだなと思う。今なら谷垣さんが「聞く人のない演説」の洗礼を浴びるかも知れない。鳩山氏の寂しい演説から政権を取るまで、民主党の代表は4回くらい代わった(はず)。自民党が再び政権につくにはそれくらい総裁が代わらないとダメかな。
所信表明演説は、まあ立派なものだと思う。これをきちんと実現していただきたい。言うてもこれから何年かは民主党が政権を担当するのだから、しっかりやってもらわないと困る。