M-1

相変わらずつまみぐい視聴。というか、ほとんど見ていない。
見たところ
トップバッターのナイツ。伝統的なスタイルと言えば良いのか。寄席ならこの後本ネタになるんだろうが、そこに入る前に終わったという印象。
（ここでドーンと空白。評判の笑い飯も見られず）
廃車復活ノンスタイル。実は去年の大会は見ていないんだが、このテンポは「大会のレギュレーション」に合ってるんだと思う。彼らに弾かれてナイツが落選、「今度は15分でやりたい」と言っていたのは本音だろう。菊花賞馬が高松宮記念に出てきた感じである。15分間で競う大会があってもいいと思うが、それではテレビ番組の枠に収まらないのだろうな。
最終決戦は全部見た。この3組のこのネタだけを比べるなら、2番目にやったやつらが圧勝だ、と思っていたら審査員も満票を入れていた。1回目に何をやったのかは知らないが、あれだけを見れば誰でも同じ判定を下すだろう。で、誰なんだ。笑い飯のアレは明らかに逸脱、というか最後にアレをやったことには敬意を表したいです(そんなもの表されても困るでしょうが)。
というわけで、「たかがお笑い」ということをみんな承知の上で、ふだんあんまりお笑いに関心のない一介の視聴者もにわか評論家を気取れるのがこの番組の人気どこなんだと思う。ほら自分もこんな記事書いちゃってるし…