雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

国母くん

国母選手といえば、17歳で出場したトリノ五輪時のインタビューを思い出す。好きな音楽は、と聞かれて彼は「ユーミン」と答えていたのだ。若いのにいい趣味してるなと思いきや彼は続けて「人のあまり聴かない音楽が好きなんです」と答え、ついにユーミンも「あまり聴かれない音楽」扱いかと愕然としたものである。
国母くんとユーミン - ||: フェルマータ :||
で、そのトリノ五輪時のハーフパイプの感想。
素人が見たハーフパイプ - 雷電のチチ日記
4年ぶりに見た彼の変貌ぶりには正直驚いた。もうユーミンなんか聴いてないに違いない。でもまあ、格好ええやないか。…と書いてわかるように、私はスノボは4年おきにしか見ない人間である。で。
4年前の記事に書いていたとおり五輪種目になぜこの種目が入っているのか長年疑問に思っていた、ところに今回の騒動である。はっきりいって心底どうでも良いと思っているのだけれども、
スノーボードを五輪種目に加えることを決めたのはIOCで、その時点で「その種のやつら」がオリンピックに参加するのは承知の上だろう。何を言っているのかという感じだ。そして私が驚くのは、この問題で「抗議を殺到」(←報道によると)させているらしい人々だ。もう品格も何もあったものじゃないと思う、この抗議してる人たち。


この記事が参考になった↓
プロパガンダファクトリー:スノーボーダーの「品格」 - livedoor Blog(ブログ)

それにしても

昔も「あんな奴けしからんな」という思いを抱く人はいただろうけど、仲間内や家庭内で「まったくなってないね」「ホントにねえ」とネタにして終わってたような話だと思う(せいぜい新聞に投書するくらい)。今はその思いをネットの掲示板やら何やらにぶちまけて誰からの目にも見える形になって、どんどん感情が増幅していくなどという現象がありはしないかな。ある種のサイバーカスケード的な。