雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

さあ来たよ。「あのな、ぼく、DSが欲しい」

小二の秋にして、ついにうちの子も言い出すようになった。「にんてんどうのディーエスほしい」。
「クラスの子はみんなもってる」そんなわけなかろう。
「おんなのこは知らんけど、おとこはみんな持ってる」いやちがうよ。
「じぶんでもってなくても、おにいちゃんやおとうさんとかがもってる子とかいれたらみんなもってる!」はいはいわかったわかった。
みんな持ってるかなどはどうでもいいが、ここは親として思案のしどころである。
というのも、この子はいま外で遊ぶのが大好き、というかとにかく走り回るのが好き、将来は野球の選手になりたい…なんて言っていて、親に似ずなかなかたくましいのである。ゲームもいいが、そのせいで今の生活のバランスが崩れてしまったらかなり残念だというのがひとつ。せっかく野球選手になりたいと言ってるのに、ゲームやって目を悪くしたらそれこそ目も当てられない、というのがひとつ。ほかにもいろいろあって、どうしようかなと。
親の方はというと。今ではほとんどしなくなったとはいえかつてはまりまくり、面白さも怖さも実感している父親と、まったく興味のない母親。まあ頭ごなしにダメだというのもおかしい。何より、父親は子供に内緒でDSを持ってたりする。本棚にはドライブが壊れて動かないPS2も置いてある(が、子供はその機械が何なのかわかってないようだ)。
まあそんなわけで、「学校から帰ったらすぐにしゅくだいをやる。そのことでママとけんかしない。さいしょの1か月はパパといっしょに遊ぶ」と約束して、買ってやる、もとい、親のDSを貸してやることにした。「すぐに宿題をやる」のは一週間守れたらという条件付き。そしてもうすぐ一週間になる。どうだ、と母親に聞いてみると「全然やってないよ!『パパにはないしょにしといて、おねがい』やって」なんだそうだ。これじゃあダメだなあ。
それでも本人はすっかり買ってもらえる気になって、なんと来週に学校の友達とDSで遊ぶ約束までしているらしい。困ったものだ。母親の方は「怒る材料がひとつ増えるだけ」と今からため息をついている。

なんのゲームがしたいかときけば

スーパーマリオブラザーズ! あのな、知っとう? マリオとか、いろんなタイプのくるまでレースするやつ」それはスーパーマリオじゃなくてマリオカートではないのか。まあいいか、マリオカートで。ポケモンは、キャラクターは好きなようだがゲームには興味ないらしい。

なんか3DSなんてのが発表されたそうだが

これはどうでもいいや。2年ほど経って、ソフトが揃ってくる(か、フェイドアウトしてしまうか、それは知らないが)頃に考えてみたらいい。