雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

また東京情報ですよ

(タイトル変更しました)
私は関西在住なのでまあ部外者といえる。それでもこんな遠くで揺れを感じたくらいだから現地ではすさまじい揺れだったのだろう。私も経験した阪神淡路大震災では起きなかった津波が、今回は大変な被害をもたらしているようである。今回の地震で被災された方々の無事をお祈りします。
で、つくづく思ったのだが、やはりテレビはダメだなということ。NHKを含めどの局も東京からの放送だ*1。これではスタンスが「よそ者が被害状況をのぞき見る」になってしまう。加えて、今回は首都圏でも交通機関が麻痺するなど混乱があるので、ある時間帯など首都圏ニュースになってしまっていた。「それでは、大変気になります交通情報です」と言って首都圏の電車運転状況を伝えるのはいかがなものか。大変気になる情報がそれなのか。ぷんすか。
たとえば仙台の放送局を臨時のキーステーションにして、現地からの情報をどんどん送り出すというわけにはいかんのか。まあそれにしても「よそ者が被害状況をのぞき見るメディア」にはなってしまうだろうが、東京から送るよりはまだましかと思うのだ。これは阪神淡路大震災の時にも思ったことだ。被災地での情報は地元局のラジオに限る。
あと、テレビ放送をUstreamやニコ生で再送信されて「画期的」と言われているが、東京の放送を流してどうするんだと思う。これではやっぱり「のぞき見メディア」じゃないか。地元局の情報が必要なんじゃないのか。放送の再送信が「電気がなくてテレビで見られない人のために」という名目ならそうすべきだ。
Twitterは? そうですね、東京都心から帰る人、帰れない人には便利な情報が集積されていましたね。どこそこで帰宅難民を収容できますとか。地下鉄は動き出しましたとか。でもそれだけだ。私のTLは夕方以降そんな情報でいっぱいになった。東北の情報はほとんど流れてこない。一方で真偽不明の怪しい情報がいっぱい。これは使えないなと感じた。
(まあ、私がフォローしているのが首都圏在住の人が多いからなのかも知れませんけど…)

心強いのは

思わぬ人からの励ましです。阪神淡路大震災のときは、卒業した大学のゼミの教授から家に突然電話がかかってきて本当に驚いた。驚くとともに、ああいろんな人が心配してくれてるんだと心強かった。被災地に知り合いがいる人は、どんな薄い関係であってもいいからぜひ励ましてやってほしいです。(今は緊急通信が優先なのだろうけど。でもゼミの先生は震災の翌日に電話かけてきたんだよなあ…)

*1:関西で見ることのできるニュースは。あ、サンテレビは神戸から独自の特番を放送していた