こけろー!
ソチオリンピックがもうすぐ終わる。テレビでやってれば見てしまうのが日本人の悲しさである。
大会の序盤に「スノーボード・スロープスタイル」という新種目があった。見た目になかなか派手なので見ていた。男子に角野という選手が出ていて、兵庫県三木市出身、スノボを覚えたのは六甲山という経歴が面白くて応援していた。
角野くんはW杯やXゲームで上位に入るなど、結構期待されているらしい(その場情報)。とはいえ、この競技のことは何も知らず、どの選手が有力なのかも知らない。で、そういう門外漢が応援するとどうなるかというと、ほかの選手に「こけろー!」としか言えないんである(笑)。
この競技の採点は「2回滑って点数の高い方を採用」というギャンブル性の高いもののため、選手達は次々と大技に挑戦し、次々とコケる。失敗すると圏外に去るが、失敗を恐れずみんな果敢に挑戦するのが面白い。ほかの見所なんか分からないから、要は「こけろー」しか応援のしようがない。角野くんは8位入賞という結果だったが、見終えてから「この応援の仕方ってどうよ」と家族で顔を見合わせた。あまりポジティブな見方ではない。
冬季五輪の競技は、単独で滑ったり演技したりしてタイムや得点を競うものが多いので、こんな見方になってしまう。すみませんね。
というわけで私は上村愛子の4位入賞が見れてうれしい。以上オリンピックの感想でした。