雷電のチチ日記

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何言ってるか分からないので翻訳した

【書き起こし】野々村竜太郎県議、"号泣"記者会見 「キッチリ報告してんのに、何で自分を曲げないといかんのや」 | ログミー[o_O]
中盤、野々村議員が取り乱して爆発してしまう。何を喋ってるか分からないので叫び声を省いて日本語に翻訳してみました。こんなことを言っています。
なお以下の文章は、ログミーの書き起こしから雑音を取り除いて一部修正整形を加えたもので、私が録音物から直接聞き取ったものではありません。念のため。


……
ですから、皆さんのご指摘を真摯に受け止めて、議員という大きなカテゴリーに比べたら、政務調査費、政務活動費の報告の折り合いをつけることで、もう一生懸命ほんとに。

少子化問題、高齢者問題は、我が県のみならず、西日本みんなの、日本中の問題じゃないですか。そういう問題を解決したいがために。

俺は、誰が誰に投票しても同じだと思って、ずっと投票してきたんですわ。だけど変わらないから、それだったら私が立候補して、文字通り命がけで…、サトウ記者、あなたには分からないでしょうけどね。平々凡々とした川西(市役所)を退職して、本当に、「誰が投票しても一緒や、誰が投票しても」、じゃあ俺が立候補してこの世の中を変えたい。その一心で一生懸命訴えて、西宮市に、縁もゆかりもない西宮市民の皆さまに選出されて、やっと議員になったんです。

ですから皆さまのご指摘を、県民の皆さまのご指摘と受け止め、一人の大人として社会人として折り合いを付けましょうと、そういう意味合いで、自分としては、「何で、実績に基づいてキッチリ報告してんのに、何で自分を曲げないといけないのや」と思いながらも、もっと大きな目標、すなわち、本当に少子高齢化を自分の力で、議員一人のわずかな力ではありますけれども、解決したいと思っているからこそ。

ご指摘の通り、平成25年度には195回行きました。301万円支出させていただきました。日帰りでございました。そのご指摘を真摯に真剣に受け止めようとするから、一人の大人として、何とか折り合いのつくところで折り合いを付けさせて頂いて、もっと大きな目標…議員として、少子高齢化を、少しでも解決すべく、議員として活動させて頂きたいからこそ、堪えに堪えて何とか折り合いのつくように……訂正・返納という形を事務局と相談させていただいて。ただ、議員個人じゃなくて、これは議会全体の問題に関わることかもしれないという、恐れがあるから、議員個人としての記者会見であり、議員個人としてお約束できる範囲で、しっかりとお約束させていただくと。



以上。
翻訳してみたけど結局何が言いたいのかわからない。要するに「俺は少子高齢化を解決するために県会議員になったんだから何百万円のはした金のことでゴチャゴチャ言うな」ということであろう。

この部分もそうだけれど、序盤の全く説明する気のない不誠実なやりとりもひどい。行き先も言えない、経路も言えない、誰と会ってどんな話をしたかも言えない、領収証もない、世間では普通それを「カラ出張」と呼ぶ。

出張の主な行き先が「城崎温泉駅」と「佐用駅」というのも恐らくそこに何があるわけでもない。これは、県内を走るJRの特急「こうのとり」「スーパーはくと」に乗って行ける、県内最遠の駅(=一番交通費がかかる場所)ということで選ばれただけであろう。
なおもうひとつある特急「はまかぜ」に乗れば城崎温泉の先の浜坂まで行けるのだが、そうしていない理由も容易に推測できる。列車本数が少ないから? 違う。はまかぜにはグリーン車が連結されていないので旅費が安いのだ。