雷電のチチ日記

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史上最も目立たない優勝 とは

1964年は東京オリンピックの開催された年で、日本人の興味はオリンピックに集中していて野球は隅に追いやられていた。
阪神と南海の間で争われた1964年の日本シリーズは10月1日に甲子園で開幕した。両チーム3勝3敗で迎えた第7戦は、甲子園球場にわずか15000人の観客が見守る中行われ、南海ホークスが優勝した。
しかしこの試合はほとんど関心を呼ぶことがなかった。なぜならこの最終戦が行われた日(10月10日)に、オリンピックの開会式が重なってしまったため。
2002年のワールドカップ開催時も、日本代表の試合がある日にプロ野球は試合を組まなかったほど。ましてこの国はじまって以来の大イベントにぶつかっては、当時のプロ野球では勝ち目がない。プロ野球側もそんなことは百も承知なので、なんとかオリンピック前に全日程を終わらせるようにした。そのせいで阪神は「リーグ優勝決定の翌日からシリーズに突入する」という無茶苦茶なスケジュールとなった。
そして日本シリーズは10月9日(開会式前日)で終わる予定だったのが、雨で1日延びてしまったのである…。

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