雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

口三味線・情報戦

日本がサッカーの国際試合で対戦する国は、なぜかいつも「秘密のベール」に包まれていたり「謎の秘密兵器」の存在が囁かれていたりして我々の不安を煽る。そしてなぜか「『日本の戦力は丸裸』と相手陣営は不敵な笑み」を浮かべ、情報が筒抜けになっていると危機感を募らせる。
こういう報道を読んで、→日本は情報に関して全く後手を踏んでいる、フェアにやってるのにずるい! そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。そう思わされることこそが単純なのだろう。既に術中にはまっている。きっとこれは攪乱のための情報操作なのだ。敵を欺くにはまず味方から。もちろん相手も同様のことをしているだろうし、真実がどこにあるかなど分からない。
「全治一ヶ月」のはずだった選手が平気な顔をして出てきてピッチを走り回るなんてことはよくあるから、この前のドイツとの親善試合で誰それが負傷したとかいうのも怪しいな。加地がねんざしたとか、高原も負傷で別メニューとか具体的な話が出てくるともう話半分どころではない。ジーコがずっと「隠すことなんか何もない」と言い続けているだけに、余計に情報操作の効果はある(と協会は思っている)だろう。*1
「日本はフェアだ」という評価がある、のかどうか日本に住んでいる身にはよく分からないけど、そういう評価があるとしたらその時こそが狙い時というかチャンスなのだと思う。


それでも高原選手には本当にお休みしておいていただきたいです。彼のゴール運はドイツとの試合で全部使い果たしたような悪寒がするので。

*1:というかジーコはそういう役を演じているのだろうな