雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

これなあに

こどもものしりずかんこれなあに?―にほんご+えいご という本を、子供が寝る前に読んでやることにしている。内容はタイトルの通りで、にほんごとえいごでかいてあるずかんである。その中に「とどうふけんとめいぶつ」という、日本地図の上に県の名前と名物が載っている章がある。子供がわかっていてもいなくてもずっと説明抜きで「かがわけんは、うどん」てな具合に淡々と読んでいたのだが、最近ヤツは自分の分からないものを質問してくるようになった。
「『めんたいこ』って、なにね」
これなら簡単だ。「これはなあ、ごはんといっしょにいただく食べ物。さかなのたまごやね。おいしいけど、大人向けにすっっっっごい辛い味がついてるから、お前は食べん方がいいな」
次。「『げんばくドーム』って、なにね」
……。一転してヘビーなアイテム。幼稚園前の子供に何と説明すべきか。「次のページに、いろんな国の旗があったやろ。お前の今おるところは『にほん』いうねんけど、他にもいろんな名前の国があるんや。それで、昔、この『にほん』の国と他のいろんな国の間で大げんかがあったんやな」「うん」(多分わかってない) 「それで、お互いにワーいうて家とか壊したりしたんや」「うん」(やっぱりわかってない) 「空からばくだん落としたりして、この『ひろしま』いう町は家とか建物とかがほとんど壊れてしもた。でもこの建物だけが残っとった」「うん」(やっぱり(ry) 「それでな、『もうにどとけんかなんかしませんよー』いうてやくそくしてな、そのやくそくを忘れんようにーて、いつでも思い出せるようにーて、この『原爆ドーム』を残した」「うん」(絶対(ry) 「ここの近所には広い公園があって、お前公園好きやろ?」「好き」 「そこに『もうけんかはくりかえしませんー』て大きいに字が書いてあるねん、いっぺん見に行こか」「…行く」
寝る前にあまり怖い話をするのもアレなので、こんなもんでしょうか。ああ今度は岐阜県の「さるぼぼ」について調べとかないと。