雷電のチチ日記

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[[管見]]について新解さんの管見

かんけん 【管見】〔くだを通して見る意〕〔第一級とも言える知識人や、自分の経歴に悔いなき自信を持つトップクラスの人たちが〕個人としての見聞(見解)を狭いものとして他人に示す謙譲語。「−によれば」

新明解国語辞典(第5版・三省堂)より。この二つめの〔 〕の中を書く(書いてしまう)かどうかが、新明解と他の辞書を分かつポイントなのかも知れない。私ごときが発していい言葉ではないのだ。確かに、Google様で検索してみる→(google:管見によれば]、[google:管見では)と、「悔いなき自信を持つ」方々の言説でいっぱいなのである。


ちなみに他の辞書ではこんな語釈

《細い管(くだ)を通して見る意》
1 狭い見識。視野の狭い考え方。「―にとらわれる」
2 自分の知識・見解・意見をへりくだっていう語。

かん-けん【管見】(大辞泉)

〔補説〕 管の穴から見る意
[1]見識がせまいこと。
[2]自分の知識・意見をへりくだっていう語。 ・―によれば

かんけん【管見】(大辞林)