雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

タイガースの10連勝について

タイガース10連勝。で、なんだこの文章は。

明滅を繰り返す視界。呼吸は大きく乱れ、握り締めたボールは、まるで鉄球のように重かった。心臓をおろし金ですり下ろすかのような死闘。言い知れぬ重圧感にさいなまれながら、球児は思った。
この試合を観てる人は、楽しいだろうな-。
もし自分1人だけのための勝負ならば、その場に崩れ落ちていたろう。投げられないはずの体で投げ続けられたのには訳がある。心を一つにして戦う、仲間がいた。スタンドから祈るように声援を送る、虎党がいた。
「面白かったです。でも…きょうはしんどかった」。放心状態の帰り道。グシャグシャのまま肩に掛けたタオルで顔をぬぐいながら、守護神はつぶやいた。

虎25年ぶり10連勝!炎の球児10連投

気持ちは分かるが、デイリースポーツの記者は創作しすぎである。
ともあれ藤川の奮闘には頭が下がる。でも「炎の10連投」とか言われるといつ燃え尽きるか不安で仕方がないので言葉には気をつけて下さい。とりあえずペナントレースは頭一つ抜け出したので、当面は「2点差以上リード」あるいは「リードされてる」局面ではJFK休ませてやってくださいお願いします。
それにしても若手が活躍するのは見ていて嬉しい。なかでも2年目の渡辺投手。
彼は今年春のキャンプで「ナックルボールを習得した」という触れ込みでいっとき話題になった。「日本人投手には珍しいナックルボーラーの誕生か!」と私は大いに期待していたのだが*1、紅白戦でちょっと打たれるとあっさり封印してしまって「なんだ話題づくりだけかい」とがっかりしたものだ。
当時の記事→ 渡辺に謎のナックル“虎の巻”届く、(元記事消えているので魚拓) 何度読み返しても意味不明で、最高に面白い。
まあそれはともかく、ナックルを失った渡辺はファームでのスタートとなったのだがやがて一軍に昇格。最初は敗戦処理っぽい使われ方だったが今では貴重な中継ぎで安定したピッチングを披露してくれる。もう少し長いイニングもいけそうで後のリリーフ陣の負担を減らせそうなのだが、こればっかりはベンチがさっさと代えてしまうからどもならん。たまにはナックルも投げてくれ。

25年ぶり、というと

25年前というと11連勝した年。思い出したよ1982年、安藤監督の1年目だ。ただあの時は連勝直後に9連敗して元のもくあみになってしまった。…というわけで一抹の不安を感じるのだが、今のタイガースなら大丈夫だろー(根拠なし)。

これは怖すぎる

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読みようによってはちょっと不吉なコメント…。なんたらフラグは立ってないだろうな。思い過ごしですよね。お願いしますよ。たぶんコーチも藤川も関西マスコミ向けのリップサービスしてるだけで、陰では疲労具合をシビアにチェックして無理させないぎりぎりのところで調整してるんだ。きっとそうだ。そうだと言って。

*1:http://d.hatena.ne.jp/gyogyo6/20070209/p1