雷電のチチ日記

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未曾有の事態への対応

どこかで読んだことのまた聞き。
アメリカの大統領選挙では、候補者はその過程において政策よりもむしろ人格をしつこく検証されるのだそうである。それは、イメージ優先とかいう理由ではない。大統領の任期は4年間と長い。直近の課題も重要だが、任期中にみぞゆう、もとい、未曾有の事態が起き、何らかの決断を迫られることがある。そのときに、どれだけ思慮深く、また勇気を持って対応できる指導者であるか、その資質があるか。それこそが決定的に重要なのだと*1
いいまつがい (内田樹の研究室) を読んでてこんなことを思い出した。
大統領は4年間の任期中簡単に変わることができないので事前に徹底的に検証される。日本の首相はダメとなったらすぐに首を替えられるので、その点は重要視されないのかも知れない。

*1:ただし、今回の選挙のように、選挙期間中に本当に未曾有の事態が到来してしまったときは、当然ながら政策も重要視されるそうである。