雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

将来の夢2010

去年、センバツ主催社の新聞の「選手名鑑」を面白く読んでいた。今年も同じものがあり、やはり選手にアンケートをしている。
去年の「将来の夢…海賊王」「将来の夢…美しい妻と結婚」に匹敵するインパクトのある答えは、残念ながらなかった。
しかしその中でも目をひいたのは

  • 「将来の夢…超一流の草野球選手」。これはなかなかのセンス。
  • 「趣味…ひのきしん、将来の夢…社会の用木」…天理高校の生徒です。信仰心が篤い人のようです。
  • 「将来の夢…整体師」「理学療法士」きっと今、お世話になってるんだろうな。「僕が甲子園に出られるのはこの先生のおかげ。僕もこういう仕事をしたい!」ある意味大変まっとうで、好感が持てる。
  • 「将来の夢…新ビジネス起業」起業も何人かいました。「社長」というのもこれか? 「高校時代甲子園に出場!」という経歴が生きるだろうか。
  • 「将来の夢…電気工事士」工業高校の生徒。夢と言うには妙にリアル。
  • 「将来の夢…県庁勤務」こちらもリアルだが、夢かこれが。
  • 「将来の夢…富山を元気に」地域に貢献ですか。立派立派。実は県庁勤務が目標かも知れないが、ものは言いよう。
  • 「将来の夢…人のために働く」ふつう、労働は人のためにするものだぞ。
  • ある高校では「将来の夢」に「プロ野球選手」がずらりと並び、別の高校では「教師」「高校野球の指導者」が大人気なのは、やはり学校のカラーによるものだろうか。
  • 「将来の夢…歌手」「テレビタレント」「スター」がんばってください。
  • 「将来の夢…優勝してから考える」大きく来ましたね!
  • 「将来の夢…医者」おおー医学部志望、と思えば和歌山・向陽高校(21世紀枠)のキャプテン。きっと本当に頭がいいんだろう。

それはそうと

というわけで向陽高校に敗れた島根・開星高校の監督が、敗戦後のインタビューで「21世紀枠の高校に負けるなんて末代までの恥」と口走って批判されている。気が動転しての発言だろうけど、やっぱりこれはよくないと思う。「島根の高校に負けるなんて恥」と思っている監督も大勢いそうだが、さすがにそんなこと言ったりしないぞ。