雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

最近の色々について

その昔、関西の芸人がこぞって東京のテレビ番組に進出するのに嫌悪感を表明する人は結構いた。
「下品な笑いだ」「東京の笑いはもっと洗練されてるのに、駆逐されてしまうのは文化侵略だ」「テレビ局はプロダクションと組んで利益を吸い上げてる」とかなんとか。現在でもこういう意見を持っている人は、いても以前よりは減っている(少なくとも目立たない)。文化の、国内でのグローバル化(変な言葉)が進んだのか、あるいは「文化侵略」が完了したのか。
関西の笑いということでもうひとつ連想。テレビ局の「日韓戦」「韓日戦」*1の表記にひっかかるのは、「オール阪神・巨人」が東京では「オール巨人・阪神」と名乗っていたことを知った時の関西人のちょっともやもやした気持ちみたいなものか。
あと相似形をなすと思われるのは、「最近のアキバはオタクに媚びてそれ系の店ばかり増えて嘆かわしい限り。昔はもっとストイックな街だった」みたいなぼやきだ。


高岡という俳優は「ROOKIES」というドラマ・映画にレギュラー出演していたという。このドラマが映画化されたとき、「テレビ局が朝から晩まで一日中映画の宣伝番組流している」とさんざん批判されていたが、高岡さんはこういう状況(自分も宣伝で出演しまくりだったのでは?)も批判すればバランスが取れるだろう。電波の私物化という意味ではこっちのがひどいと思うし。自社主催のイベントとか、自社制作の映画とか自社出資のアニメとか。ネットでのギロンはもう高岡さん本人を放っておいて勝手に暴走しているが、発端が高岡さんなのでちょっと気になったこととして書き留めておく。

ところで

今月の8日に、その高岡蒼甫くん出演の「ROOKIES映画版」がテレビ放送されるんですね。たぶん関係ないけど。

*1:アホと評判の「ことえり」は、どっちも一発変換する