今年のおくやみ2018
マイはてブの「おくやみ」タグより。自分のブクマ数もずいぶん減ってるわけでして、これまで以上に「抜け」失礼があるのはなにとぞご容赦ください。
- 1月 星野仙一(プロ野球選手・監督 中日・阪神・楽天)70
- 1月 フランス・ギャル(歌手 フランス)70
- 1月 西部邁(評論家)78(自死)
- 1月 ECD(ラッパー)57
- 2月 石牟礼道子(作家)90
- 2月 金子兜太(俳人)98
- 2月 大杉漣(俳優)66
- 3月 スティーブン・ホーキング(宇宙物理学者)76
- 3月 TV Bros.(隔週刊テレビ雑誌)31(月刊誌にリニューアル)
- 4月 高畑勲(アニメ監督)82
- 4月 衣笠祥雄(プロ野球選手 広島)71
- 5月 かこさとし(加古里子 絵本作家)92
- 5月 西城秀樹(歌手)63
- 7月 浅利慶太(演出家 劇団四季創立者)85
- 8月 翁長雄志(沖縄県知事・現職)67
- 8月 さくらももこ(漫画家)53
- 9月 樹木希林(俳優)75
- 11月 片山広明(サックス奏者 RCサクセション(サポート)、渋さ知らズ他)67
- 11月 はてなハイク(来年3月のサービス終了を発表)11
ブクマからは抜けているが、はてなダイアリーも来年でサービスが終了する。自分の使っていたサービスがなくなるのは悲しいなあ。あっアレサ・フランクリンも抜けてた(8月76歳)。こりゃいかん。
星野さんが亡くなったのも今年だった。ずいぶん前の出来事にも思える。
自分が歳を取ってくると、昔から知っている人、大好きだった人、大嫌いだった人など「自分の中で距離の近い人」が亡くなることが増えてくる。もうあの人の声を聞くこともないのだ、あの人の書いたものを読むこともないのだと思うと何とも寂しい。長い間ご無沙汰していた人であっても寂しさは変わらない。
今年のおくやみ2017
マイはてブの「おくやみ」タグより。抜けご容赦
- 1月 ダリル・スペンサー(野球選手・阪急 米国)88
- 1月 中村雅哉(ナムコ創業者)91
- 1月 ジョン・ウェットン(ミュージシャン キング・クリムゾン、ASIA他 英国)67
- 2月 ディック・ブルーナ(絵本作家 うさこちゃん オランダ)89
- 2月 中西俊夫(ミュージシャン PLASTICS、MELON)61
- 3月 ムッシュかまやつ(かまやつひろし)(ミュージシャン ザ・スパイダース)78
- 3月 チャック・ベリー(ミュージシャン 米国)90
- 4月 梯郁太郎(ローランド創業者)87
- 4月 大岡信(詩人)86
- 4月 ジョナサン・デミ(映画監督 「ストップ・メイキング・センス」「羊たちの沈黙」 米国)73
- 9月 ウォルター・ベッカー(ミュージシャン スティーリー・ダン 米国)67
- 9月 諸口あきら(ラジオパーソナリティ)81
- 9月 デーブ・ヒルトン(野球選手・ヤクルト、阪神 米国)67
- 10月 遠藤賢司(音楽家)70
- 11月 杉内雅男(現役最高齢囲碁棋士)97
- 11月 菊谷節子(「わさお」飼い主)73
4月から9月まで飛んでいるのは、この間亡くなる人が一人もいなかった、訳ではもちろんなく、自分が訃報をブクマする習慣が薄れてきたためであろうと思う。この日記の更新ペースもご覧の有様であるし、毎年続けてきた「今年のおくやみ」記事もそろそろ…、かな。
ゴールデンウィークの甲子園
5月6日の広島戦。9点差をひっくり返す歴史的大逆転劇。
npb.jp
「優勝した暁に『この試合が今季を象徴するようなゲームだったね』と語り継がれる試合が誕生したな」
その通りなのですけど、そういう試合は毎年何試合かあって、肝心の「優勝したアカツキ」がなかなか訪れないのがネックである。
私はこの日は家族で甲子園、ではなく、同時刻に神戸サブ球場で行われたオリックス対阪神のファームの試合を小雨の中観戦。観客約200人、甲子園の200分の1。阪神ドラ2の小野投手が好投し、甲子園の途中経過を確認して「(プロ初登板で4回6失点の福永じゃなくて)こっちを一軍にあげたら良かったんと違う?」などと言いながら帰路についた。帰ってテレビをつけたら阪神の猛反撃の場面。おいおいおい。びっくりしたなーもう。
そして翌5月7日は満を持して甲子園で一軍を観戦。金曜土曜と連勝してるから今日はまあね、と思ってたらなんのなんの、鳥谷の初球打ちタイムリー安打という滅多に見られないものまで飛び出しての快勝。
npb.jp
「優勝した暁」が現実になると良いな、と少しだけ期待するゴールデンウイークでした。
この日は、福永と入れ替わりで一軍昇格したばかりの伊藤隼太がさっそく代打で使われていた。彼は前日のファームでバックスクリーン直撃のホームランを打っている。それで呼ばれたのか、その前から昇格が決まっていたのかは知らないけど。結果は三振だったが「上がってきたらすぐ試合に出す」姿勢が大事ですな。
5日~7日の甲子園は「ゴールデンウイークこどもまつり」ということで、選手紹介の時に「こどものころにあこがれていたヒーロー」もあわせて紹介された。梅野や中谷が「城島健司さん」と答えていたのだが、前の席の男の子がそれを見てお父さん(たぶん)に「じょうじまってなに?」と聞いていたのが面白かった。そ、そうか…。「誰?」ですらないのか…!城島さんたまには関西にも顔を出してください。
WBCの素晴らしい静寂
昨日のWBC日本対オランダ戦、5時間近い長丁場の試合は延長11回タイブレークの末に決着がついた。この試合で私が素晴らしいと思ったのは9回裏の場面だ。
9回2死から同点打を浴びなおもサヨナラのランナーが3塁、勝利のムードが一変一打サヨナラ負けの大ピンチである。時間も午後10時を過ぎ、タイコやトランペットでの応援がなくなる。緊迫した場面。オランダチームのファンは人数も少ないし騒がない。日本のファンは声も出さず固唾をのんで見守る。そして投手が投げる瞬間、スタジアムが完全な静寂に包まれる。
空振り三振。静寂から一転して大歓声。
「固唾をのんで見守る」文化が日本のプロ野球観戦から消滅して久しい昨今、こんな場面、滅多に見られないぞ。本当に良かった。これだけでWBCの元は取った。
小久保監督ありがとう。則本を出して打たれてこんな場面を作ってくれてありがとう。寝るの遅くなっちゃったけどありがとう。試合開始午後5時くらいにしたほうがいいと思うけどありがとう。