「〜品格」の著者の品格
16日に書いた日記「少しぐらい効果あってもよさそうなのに - 雷電のチチ日記」関連ですが。「国家の品格」「女性の品格」がベストセラーになってこのかた、「ナントカの品格」という本が非常に多い(しかもまだまだ増えそう)のですが、こういう題名の本をほいほいと作ってしまう著者や出版社の品格を少々疑ってしまう。特に、一発目が当たったからと続編を書くような著者はいかがなものか。
ちょっと調べただけでもこれだけ見つかった。
…きりがないのでこのへんで。
明らかにパロディとして「品格」をつけたタイトルにしている本もあるが、大半は大マジである。この中でさすがにどうかと思うのは、双葉山の「横綱の品格」だろうか。もちろん双葉山はずいぶん前に亡くなっているので新刊ではない。もとは1956年に出版された著書の復刻なのだが、その時の題名は「相撲求道録」だった。それをいま風に改題したというもので、双葉山に責任はないけれどもあまりにアレな企画だなと。このタイトルなら著者は横綱審議委員の内舘某氏ではないか(実は準備してたりして)。
あと、日本一品格にあふれる出版社は、断トツでPHP研究所であった。