要はしつけの問題
親というものは、子供のわがままな要求をはねつける理屈をあれこれ考えるものである。自分は昔、夏に毎日花火をしたいしたいと親にせがんだとき「花火なんてお金を燃やしてるだけや」と言われ、言い返せなくて悔しい思いをしたのを覚えている。
「ゲームのやりすぎ」も、頭の痛い問題だ。「ゲームばっかりしてたらあきません! そんなことしてたら…」その後に続く、「子供に効きそうな脅迫の言葉」が「成績下がる」だったり「ぶくぶく太る」だったり「恋人できないよ」だったり、あるいは「ゲーム脳」だったりする。科学的因果関係なんかどうでもいいのだ。説得力さえあれば。「ほら○○ちゃんを見なさい」などの身近な実例があればなお有効。
ただ、こういうトンデモ説(「ゲーム脳」もそうだが)は困る。ネットという手強い武器がある今は子供に簡単に反論されて、親の方がバカに見えるではないか。もっとこう、もっともらしい説をお願いしますよ。
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