雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

勝たないと分かってなぜ買うんだろう

たとえばデビューから連勝を続けている競走馬が敗れて連勝が止まる。そのこと自体で評価が暴落するものでもない(例:ディープインパクト)。また、大レースで2着3着ばかりを続ける馬が遂に勝つのは「快挙」である(例:ステイゴールドシーキングザダイヤ←がんばれよ)。
しかしデビューから連敗を続けているということ(だけ)が話題という馬がもし勝つことがあれば、その瞬間にその馬の価値はほとんどなくなるだろう。それは主催者も関係者もファンもよくわかっているはず。なのに、なぜその馬の馬券が売れるのか。 何かの拍子で勝つと思ってるのか。 ただの縁起馬券か。

12日、兵庫・園田競馬第3レースに114連敗中のエリザベスクィーン(牝6、松浦正厩舎)と116連敗中のシャッフル(牝7、西門則厩舎)が、そろって出走し、それぞれ3着、9着となり連敗記録を115、117に伸ばした。レース前から両馬の厩舎には取材陣が殺到、祝日と重なって出走後の正午には約4000人のファンが入場し、馬券売り場には専用窓口が設けられるなど「連敗馬対決」で盛り上がりをみせた。

園田競馬燃えた!最弱対決を4000人が目撃

この2頭はそれぞれ2,3番人気だったそうだ。
日本の競馬では無理なのかも知れないが、この2頭でマッチレースをやってみればいい。プロレスの「負けたら覆面剥ぎマッチ」みたいで盛り上がるんじゃないか。この場合は「勝ったら…」になるが。