雷電のチチ日記

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「首相が読む本」を演出するのは難しい

麻生首相:書店で買い物 金融危機対策の参考書は不要?
によると、2008年11月1日に麻生首相がマスコミに取材させて購入した本は以下の通りだそうだ。
日本はどれほどいい国か 表象の戦後人物誌 2009年 長谷川慶太郎の大局を読む 戦後政治体制の起源―吉田茂の「官邸主導」
うーむ、「首相がこういう本を買いました」と宣伝するということは、これらが「2008年11月という時期に首相が読むにふさわしい本」と周辺が考えているということなんだろう。「こんな本?」と少しがっかりしてしまうところもあるラインアップであるが…。
かといって、この4冊じゃなくて別の4冊を代わりにお前が選べ、と言われたら、これは難しい。「首相が今読むべき本」は何か? 別に本当に読まなくても構わない、「我が国の首相はこんな本を読んでるのか」と感心できるような本を読んでるふりをしてくれるだけでいいのだけど、何がいいか、難しいなあ。中途半端に生臭い本よりは、藝術書とか哲学書方面が無難かな。この人のことだから開き直って漫画に走ってみてもいいかも知れない。
というか読書で自分を演出するのは難しいので、公開なんてしなければいいのに。