ソフトバンク新書
本屋に行ったら「ソフトバンク新書創刊!」というコーナーが出来ていた。ソフトバンクの出版部門*1までが新書に参入してるのね。創刊のラインアップはちょっと微妙だな。売れるのかしらん。高田純次「適当論」ってのはタイトルに惹かれるけど。
創刊6点一覧→ 編集部通信
というわけでこれを買った。
編集長を出せ! 『噂の真相』クレーム対応の舞台裏 [ソフトバンク新書]
- 作者: 岡留安則
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/03/16
- メディア: 新書
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なんだか似たような名前の本があったような気もするがキニシナイ! ただ、あっちの本と比べて実用度は恐ろしく低い。
「クレーム対応の心得を説く!」 「これを読めば、あなたのトラブルシューティング偏差値がグングン上がる」そうなのだが、中瀬ゆかり・岩井志麻子・西原理恵子・中村うさぎの4人に「シメてやるから来い」と呼び出されて*2ホストクラブで接待した話など、どうやって参考にすればいいのだ。いや面白いんですが。
以前集英社新書から出した本(ISBN:4087202755)*3は、「版元が文芸書も出しているので作家のエピソードをほとんど書けなかった。ソフトバンクならそんなしがらみがないから大丈夫」なんだそうだ。登場する人物は、実名表記、イニシャル表記、「ちょっとでもヒントになるようなことを書いたらまた長文の抗議が送られてきそうなので書けない」人とかさまざまだが、元読者なら誰だかすぐに分かってしまうところがポイント。
オビにある近刊予定。順不同だそうです。月2冊ずつ刊行らしいので、これから半年分くらいの計算。
- 「なぜ勉強しなければならないのか」鈴木光司
- 「喜ばれるデジカメ写真術」久門易
- 「ライトノベル「超」入門」新城カズマ
- 「みんなのうたが生まれるとき」川崎龍彦
- 「インターネットの法と慣習」白田秀彰
- 「神社のルーツ」戸部民夫
- 「シニアデバイド」長沼行太郎
- 「ロボットと暮らす」大和信夫
- 「なまけ心と付き合うために」林恭弘
- 「大人のための絵本ガイド」金?秀幸
- 「ゲーム脳の嘘を暴く」篠原一之
- 「失敗後進国ニッポン」飯野謙次
- 「東京の歩きかた」泉麻人
「ゲーム脳」本が出るみたい。篠原氏については存じ上げないが、脳生理学の学者さんのようだ。ちょっと期待。
「法と慣習」はこれ→ goo のことでしょうか。