まだ話題が続いている
例の投手交代の件でもう少し。
あの監督ならどうしていたか
あの、というのは日本シリーズに出場した阪神の監督。1960年代の藤本監督は除く（知らないので）。
- 岡田監督@2005
昨日付でも書いたが、有無を言わさず7回からJFKにスイッチだろう。そして代わった久保田がいきなり打たれて逆転、しかし何とか追いついて最後は矢野がサヨナラ犠牲フライを打ち上げて大騒ぎ、その頃には最初に好投した先発が誰だったかはみんな忘れている。
…岡田は今年のレギュラーシーズン最終戦で、7回まで0封してプロ入り初完封目前だったルーキー上園を簡単に下ろした(3点差)。上園はクライマックス第2戦に先発してボコられた。「だから」、とは言わないがそういうものだ。
- 星野監督@2003
肝心の場面で動悸が速くなり、ベンチ裏で酸素吸入していたために決断せず。真意は分からず。
- 吉田監督@1985
投手交代を告げにベンチを出かかるが、コーチと選手に羽交い締めにされて連れ戻される。
ああ、ろくな結果になりそうにない。
ところで私は阪神タイガースを控えめに応援しているのだが、最近の日本シリーズ(阪神が出ない年)にはいまいち興味が薄いのだ。実は今年のシリーズもほとんどリアルタイムでは見ていない。「出そうで出られなかった」年はどうも見る気にならなくなっている。昔の、シリーズと阪神は何の関係もなかったような時代は結構テレビにかじりついていたものだけれど。それとも、野球への興味自体が自分から薄れてきているのか。
リアルタイムで見ていたなら「落合許せん」とか「うーむ非情采配」とか「これぞ勝負師」とかいろいろな感情が湧いたのかも知れないが、ご覧の通りなので「へぇ、オレ竜ってすごいねぇ」以上のものがない。困ったことだ。
ところで
「マメがつぶれたから」云々という「交代理由」は、江川の引退会見の「そこに打てば二度と投げられなくなると中国鍼の先生に言われたところに鍼を打って」云々というアレに似たにおいがする。「そういうことにしたいのですね」という。さすが落合、と言っておきましょう。
