雷電のチチ日記

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電話世論調査を拒否した母

また正月の話で恐縮ですが。
実家に帰っていろいろうだ話をしていたとき、去年母の家に電話世論調査の依頼がかかってきたという話になった。某新聞社からのものだったが、母は答えずに断ったという。
その調査はどうも最近の主流であるらしいRDD法(Random Digit Dialing)を取っていたようで、要するに適当に電話番号をダイヤルして当たった人に答えてもらう方式、たまたまそれが母の家の番号に当たったもののようだ。
しかし断った母いわく、「○○新聞って名乗っていたけどそれが本物という保証なんてどこにもないでしょ。どこの誰だか分からない相手に答えるのは気持ち悪いからやめた」。
なるほど、「支持政党は」とか「福田内閣を支持するor支持しない理由は」「次の選挙では誰に投票する」、また政治的なものに限らず「年末年始の休暇は何日あるか」なんてのも結構センシティブな情報で、それが「個人にヒモつけされず統計的に処理されるだけ」と信じる理由があってはじめて答えられるもの。電話の先の相手が「無差別に電話してたまたま貴方に当たりました」と言っても、実は個人を狙い撃ちで情報を聞き出すために電話してきたのかも知れず。まあフィッシング詐欺というかオレオレ詐欺というか、世論調査を装ったニセ電話である可能性は常にある。考えてみるとそういう突然の電話にホイホイ答えるのは結構危険なことだ。
「そしたら」と私。「ああいう世論調査に回答している人って、どういう人たちなんだろう?」「そりゃ、用心深くない思慮浅い人たちに決まってるやん」
うーむ。そういう人々が「世論」やら「内閣支持率」を作っているのかも知れん。
私は電話世論調査を受けた経験はないが(まあ、確率的にも滅多に当たらないようだし)、選挙の投票所で「出口調査」に答えたことはある。「へぇーこんな田舎の投票所でも調査してるんや」とちょっとびっくりした。この時は「○○放送」と腕章を巻いてIDカードを首から下げた女性との対面調査だったので相手はある程度信用でき、正直に丸をつけたけど。

ところでね

お正月から南瓜の味について議論するのもご苦労なことだと思う。おせちに入ってた南瓜は美味だった。