雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

行ってまいりました。鳥獣戯画展(日曜日に)

最初に結論: これはいいものだから是非観に行くといいよ。

というわけで雨の中を親子3人で行ってまいりました京都国立博物館の特別展「国宝鳥獣戯画高山寺」。
さんざん「待ち時間がすごいようだけどどうなるんだろう一体」と心配していたのですが結局こうなりました。

鳥獣戯画展 (公式)


11月9日 日曜日。天候: 朝から雨
8:00 JR京都駅着。朝は5時半に起きた。
8:10 博物館方面の市バスに乗る。修学旅行らしき諸君と一緒になって市バス100系統は大混雑だが、修学旅行生はこんな時間喰いの展覧会には絶対行かない(確信)から安心して乗る。
8:20 バス下車。まだ博物館の敷地内には入れず、敷地の外に傘の行列ができている。延々続く列の最後尾を探す。東山七条交差点を越えて北に続いている。なんとか最後尾へ。ちょうど次のバス停の前だった笑。しかし同居人によると、ここではもっとすごい行列を見たことがある、これでも大したことないわとのこと。
9:00 開門はいつなのか行列の後ろからでは分からなかったが、開館時刻。子供は「もっと早くに来れば早く入れて良かったのに〜」とぐずっているが、あのな、一時間早く来た人は一時間余計に並んでるんやで。子供なのでそのへんが理解できない様子だ。
9:25 敷地に入ってからもだいぶ列に並んでいたが、この時刻に入館。約1時間で入れた。雨はずっと降っている。
9:35 展示の前半部分をさくっと飛ばして(すみません)、鳥獣人物戯画甲巻の展示室へ。列の最後尾に並ぶ。
10:05 絵巻とご対面。おっ30分ほどじゃないか。めちゃ並ぶのを覚悟して本やらいろいろ持ってきたのに、ちょっと拍子抜けであった。
11:00 いろいろ見て、出口へ。外には「今から入場まで210分」の表示があった。疲れたのと雨も降っていたので、他の展示は見ずに帰る。ちょっともったいなかったけれど、いや外に出たらどっと疲れましたわ。
この日は最高で240分待ち(午前10時時点)になったらしいので、お天気が悪くてもあんまり関係ないようです。


記念に買った図録に、絵巻の全部を収録した蛇腹折りの豆本がついていて、これがとてもいいです。
f:id:gyogyo6:20141109175740j:plain
サイズこれでわかりますかね(畳と比較してください)。もっと大きなものがご所望の方は、ミュージアムショップに巻物型のが売られていましたからそちらもどうぞ。4万円くらいしてました。

鳥獣戯画の何がすごいって、この一見シンプルな絵巻を「後世に遺すべきモノだ」と判断して保管し続けてきた昔の高山寺の人々がすごいですね。それに尽きます。