雷電のチチ日記

二千円札を最後に見かけたのはいつだったろう./最近はTwitterでつぶやいてることが多いかも/はてなダイアリーから移ってきました since 2005

うーん…(資料)

「脳内汚染」
 高校生と中学生が寝ているホームレスに火炎瓶を投げつけて焼き殺してしまったらしい。足が悪かったので一人は逃げられなかった。全く全く子供なんだからほかにやることないのかと思う。流行というので、脳内汚染を読んだ。これってうそだという人もいるのだが、説得力あった。まさに彼らは脳内を汚染されてしまったので、人を殺すことに何のためらいも反省もない。この本が言うとおりそんなひどいことをした後、平気でコンビニかなんかに行って、普段通りに談笑なんかできるのだ。脳みそがもうそうなってしまっているというのだ。
 テレビゲームを小さいときから長時間やるということは、麻薬を飲むのと同じ効果があるというのだ。ゲームがなぜ面白いかというと、その刺激によってやめられない原因となる気持ちいいホルモンが脳みその中に出るからだ。そのホルモンは麻薬のホルモンと同じものなのだ。
 もともと人間というのが生物体として生きていくように、たとえば種族維持というもっとも大事な活動をするようにそのときは気持ちいい信号を脳みそに送るようにしてある。そうしないとがんばらないからだ。それが目的を忘れて気持ちいいホルモンだけを欲するようになる。
 なんでもそうだがそのうち慣れてしまってもっと強い刺激がないと気持ちよくなれなくなる。したがってゲームメーカーはより強い刺激のゲームを発明する。その繰り返しが世界中で行われた。一定時間以上ゲームをやり続けた子供の脳みそはもはや麻薬を飲み続けたのと同じように破壊されてしまっているというのだ。ゲームの中ですでに数千人も殺してしまっている経験があるので、現実に一人ぐらい殺すことに何のためらいもあるはずがない。だから直後、ゲーム機のスイッチを切ったときのように、直ちに普通になってしまえるのだ。現実にアメリカなどで兵隊が実際にイラクなんかで人を撃ち殺せる訓練には殺人ゲームを使って条件反射的に殺せるようしているのだそうだ。市販のゲームと変わらないそうだ。
 このようなどこかゲームを知らない人には変な事件は日本だけでなく世界中で一様に起きている。そのこともゲームの影響としかいえない確かな証拠だというのだ。もっといろいろと詳しい証拠固めがなされているが、確かにかわいそうな人をいたわってあげなければといったようなことを教え込んでもこれでは何の意味もない。別次元のことが起きているようだ。
(菊池 哲郎 毎日新聞論説委員長)

2006年03月14日16時08分 というタイムスタンプがある。
投資 情報 > コラム | 投資情報のフィスコ より。このページはどんどん更新されて前のが消えるのでとりあえず全文保存してみた。
うーん…かわいそうな人はいたわってあげようと思いました。で済ませていいのかよく分からない。「脳内汚染」の汚染度は割と高いようですよ。

これってうそだという人もいるのだが、説得力あった。

ポイントは、この感覚か。菊池氏は「脳内汚染」だけを読んでいるのではない。反論があることを承知の上で(恐らくそれにも目を通した上で)、それでも「説得力あった」という結論に至り上記の文章を書いたのであろう。

某所のリンクから来た方へ

菊池氏は毎日新聞の所属ですが、上記の文章が載ったのは毎日じゃなくてFISCOという経済情報のサイトですよ。念のため