槇原選手

「音楽の遺伝子」という番組を昨夜見てた。NHK。槇原敬之のルーツを探る30分番組。
なんか、少年時代の槇原敬之を見て「お前は俺か」という気がした。ピアノを習っていた小学生時代にYMOに衝撃を受けたなんて、まんまではないか。もっとも当時こんな子供は日本中に、いや世界中にたくさんいたはずなので、槇原も私もその中の1人、2人ということだったんだろう。彼が坂本龍一のサンストに送ったデモテープもリアルタイムで聴いてたなー。坂本はえらい褒めてたけれども、自分と同年代と聞いて私は妙に悔しくて「ふっ、小さくまとまってやがるぜ」とか思っていたものだ。人間が小さいとはこのことだ(笑)。あそこに送られてくるデモテープはテクノ崩れか受け狙い一発勝負ぽいのが多かった中で、彼の音楽は直球ど真ん中のポップミュージックだったから印象に残っていた。後に「どんなときも。」でブレイクしたときに声とメロディで「あの子だ」とすぐ思い出したくらい。

後半は子供と遊びながらだったんでちゃんと見れていない。再放送があるらしいので待ってよう。てっきり22時までの45分番組だと思ってたのに、30分で終わって残り15分は新ドラマのコマーシャルだった。これでドラマの主題歌が槇原なら萎え萎えだったが、ゆうべのNHKはそこまであこぎではなかった。

槇原選手は何を使っていたか知らないんだけど、私は当時FM雑誌に広告が載っていた、FOSTEX製のカセットテープ(片道)を使った大仰なボディの4トラックMTRが欲しかったものですが…調べてみたらまだ作ってる。　カセットテープで！　ボディはえらい小さくなってるけれど！　これはすごいや。ローテク素晴らしい。
FOSTEX MULTITRACKER X-12
Nintendo DS とかより遊べるかも。